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ディヴァイン・フューリー/使者のaのレビュー・感想・評価

4.0
10月には終わってしまいそうだったので、駆け込み〜いつもギリギリ😔
日本ではなかなか作れない映画、見れてよかった。

今や日本人にも大人気パクソジュン先輩主演。
アンソンギ、ウドファン、チェウシク等、そうそうたる面々。
逆になんでこんなにメンバー揃えられた!?ってくらい脇に出てくる人も、韓国ドラマで引っ張りだこな人ばかり。

パクソジュン、本当にガチで体絞ってて、すごいこの映画に対して真剣に演じられたんだろうなと思って。
ウドファンはやっぱりめちゃくちゃいい俳優さんですね、写真より動いている方が魅力増す。
メンツ的にはすごいなぁと楽しめた。

が、問題は内容ですね、、、
マジで評価が難しい内容。
いや話自体はそんなに難しくはないんだけど。
(警官でキリスト教徒だった父が殉職し、神を信じられず、自分の力で強くなり格闘家となったヨンフ。ある日右手に悪魔祓いが出来る神の手を授かるが、、、的な話)
一言いうと、なんとも惜しい作品。

悪魔祓いのシーンはすごい迫力あったし(なんなら普段こういうの見ない人は結構キツいかも)、緩急が良く出来てて、善と悪が競いたってる演出が飽きさせないなと思った。
アン神父とヨンフが悪魔祓い後、車の中で話すシーン。
父を思う気持ちが痛いほど伝わってきて知らぬ間に泣いた。

ただウドファン演じるジシンがなぜ、あの道にのめり込んでいったのか分からない。
(出世欲?名誉欲?永遠の生命?)
それに、父が亡くなった時点で悪の仲間が増えていたのなら、そこからヨンフの使命は始まっていたんだから、何かしら気づいても良さそうだなとも思う。

色々と正体の分からないラスボスとの戦いが、案外すぐに片付いて驚き。
そして悪魔祓いをするなら、頼むから思いと心の力を使って〜って感じ笑
ま、そこまではなかなか描けないとは思うけど。
何だかんだエンターテイメントだしね、アクションがメインだしね。

今回分かったのは、エクソシストには物理的な体力が必要ってこと。
体を鍛えるってそのために重要なのね。
アンソンギのラテン語?の台詞がめちゃくちゃすごい。
やっぱり韓国映画は限界まで突き詰めるなぁという印象。生半可にはやらない。

韓国はキリスト教徒が一定数いるので、この内容は理解できるんだろうけど、日本人はどういう気持ちでこの映画を見るんだろ?
ただ、目に見えないものを感じる映画にはなるから、製作する意味はあったと思う。
「パクソジュンだから見る」っていう人は多いと思うし、逆に普段はこういう映画を見ない客層に見てもらえたっていうことはすごいことだなと思う。
そういう意味で☆4(でももうちょい怖くなくていい笑)

私には何ができるかなー、
韓国の俳優さんをみると、めちゃくちゃ突き詰めてて本当にすごい。
(今回のウドファンマジで心配になるほど悪役だったし。)
プロフェッショナルになりたいなと単純に純粋に思った。
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