このレビューはネタバレを含みます
3月以来の映画館。やっぱり映画っていいねって水野晴郎みたいなことを思った。主役のウニほかみんな可愛いかった。ウニ目線だけど、お姉ちゃんもお兄ちゃんもみんなそれぞれの思いと人生があるなと思った。でも人のことはわからないし、自分のことすらわからない。家長制度やエリート主義は男にとってもつらい。だけどつらいからといって女や下と見る人たちにつらさをぶつけたり甘えたりしてくる態度には立ち向かいなさいというメッセージ良かった。いろいろ良いところがたくさんあったけど言葉にできない。先生の漢詩の授業と、立ち退きの人たちの話と、最後結局先生が辞めた理由がわからないままになったところ、人の事情や本心はわからない、わからないからこそ尊重するというメッセージが繋がった気がして泣いてしまった。