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ブラック・ウィドウのQIのレビュー・感想・評価

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)
4.5
“決して孤独ではなかった”

ナターシャ最高!

久しぶりに巨大なスクリーンで観る彼女のその姿に、長いことお預けをくっていたことなどどこかに吹き飛んでしまいましたw

さらに彼女のキレッキレのアクションだけではなく、ナターシャ・ロマノフという一人の女性の表情もふんだんに観ることができたのもファンにとってはたまりません。

本来MCU/Phase4は劇場公開では本作、ドラマ配信では『ファルコン&ウインター・ソルジャー』でスタートを切る予定がコロナ禍のせいで公開順がメチャクチャに。

そしてこの2作品の位置づけは、Phase3を振り返りながらファンのテンションを上げ、次の新しい展開への期待を煽るブリッジ的な役割だったはず。

本作では戦闘能力完コピヴィラン、タスクマスターのアクションシーンに、ファンはPhase3でのヒーロー達の活躍に想いを馳せることになります。

ただ本作は過去のMCU作品とは少々趣が違うような気が…

表面的にはスパイアクションの体を取っていますが、中身は女性解放と家族のお話。

この家族の物語があったからこそ、彼女は“あの時”“あの決断”ができたんではないかと😢

そして今回、もう一つ楽しみにしていたのがミラ・ジョボビッチの愛娘の出演。

彼女の姿を観るのは『バイオハザード:ザ・ファイナル』以来6年ぶり。

「大きくなったね〜」と親戚の叔父さんのような気持ちになってしまいましたw

まるでスカヨハとミラの共演を観られたようでチョット得した気分。

ラストシーンに流れるアベンジャーズのテーマに心震えます。

この作品を観たあとナターシャ過去作を観たら、これまでとは違う感じ方になるかも🤔

p.s.
マルチバースを使ってナターシャにまた会えることを密かに期待しているのですが…
無理だろうなぁ😅
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