菅藤浩三

ガール・コップスの菅藤浩三のレビュー・感想・評価

ガール・コップス(2019年製作の映画)
5.0
ミヨンは、警察官から事務官に降格され、幼い息子と無職の夫を抱えながらも平穏な日々を過ごしていた。義妹で熱血刑事のジヘも、トラブルを起こした末に同じ課に配属された、ジヘとミヨンは喧嘩仲間。そんなある日、一人の若い女性が署に駆け込んでくる。彼女は昏睡中に隠し撮りされた自分の動画をアダルト動画サイトに拡散されると脅されていた。いまどき犯罪を解決しても内部の点数はあがらない、しかし女性刑事にはミヨンとジヘは事件を解決するべく手を組む、するとニュードラッグを扱う大規模な麻薬グループが背後に存在していた。。。エブエブと同じく、モロおばさんのアクション映画はピンチありバックドロップあり息もつかせぬひき込み具合。少女時代のスヨンがITに強いパートナーでメインキャラで出演しているが、彼女でなくても成り立つ役。コメディ満載だし2時間ドラマでなんで日本で再現しないのかと思うくらいのクオリティ、カネかかる所はカーアクションくらい、女優に頼らない脚本が野太い韓国映画の底力もまたもみせつけられた印象、主演女優のおばさん刑事がじつにいい。
菅藤浩三

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