うめ

8番目の男のうめのレビュー・感想・評価

8番目の男(2018年製作の映画)
4.0
韓国初の陪審員制度が導入された裁判を基にした作品
「私にはわかりません」
そう何度も繰り返す8番目の陪審員になった青年
慎重な彼によって簡単に決着するかに思われた事件は複雑な様相を見せ始める


意外なムン・ソリの裁判長
主人公の青年
他の7人の陪審員も個性がたっている
そこに
事件の真相
社会の抱える問題
軽い笑い
が上手くブレンドされ
さすがは実際にあった事を映画にしたらピカイチの韓国
エンタメ性も高く
見やすいのに見応えもあって
とにかく塩梅が良いです
まぁ
このテーマで韓国映画とくれば
もっと壮絶な作品かと思ってただけに
それが嬉しいような寂しいようなではあるんですが…
だからこそ
誰にでもオススメできる良作でした
うめ

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