イーグル

燃ゆる女の肖像のイーグルのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
3.0
【大衆映画好きには辛かった…】

・どこを切り取っても絵画のよう
・女性軽視だった頃の語られていない使用人の日常

と聞いて、観に行きました。
結論、大衆映画慣れした私には辛かった…!!!!!ごめんなさい。

ドキュメンタリーのような長回しと無音からなる特にメリハリがない作風。
時代や背景、カメラワークという良いところを差し引いてみても辛かった。

多分、これを楽しめるにはある程度の教養、前知識、あと美術館を楽しめる人であれば楽しめる気がする。
自分の体調も大事。
エンタメ見るぞー!の気分でいくと私のように大失敗します。

映画が悪いんじゃなくて、相性の問題でした。

妙に生々しく感じるのは、やっぱり無音だからなのかな?その無音の空気を妙に深読みしてしまったり。
感情表現の描写がイマイチ自分の好みと合わず、泣くシーンをそう映すのかぁとか。
絵にある仕掛け、電波のでの字もない時代だからこそすぎて素敵だった。

話題だから見に行ってみよーとミーハー気分でミーハーは行っちゃダメだったかも知れない…
前評判に期待してたので合わず残念でした。
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