Shin

燃ゆる女の肖像のShinのレビュー・感想・評価

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)
4.7
傑作と呼び声の高い本作の鑑賞を楽しみにしていたのだが。
寝不足からか、情けなくもうたた寝😴
僕にレヴューする資格はないので記録です。
もう一度観るべきか観ないべきか、それが問題だ😆



悔しいので、二度目の鑑賞。
18世紀という、女性にとって制約の多い時代に、自由を求めた二人の女性の姿を絵画のように美しく、炎のような情熱で描いた作品。

本名では絵を公表することができず、父の名で創作をしなければならないという葛藤を抱えるマリアンヌ。家の為、亡き姉の代わりに望まぬ結婚を強いられるエロイーズ。

二人の禁じられた恋をギリシャ神話のオルフェウスとエウリュデケになぞらえて『振り帰る』をキーワードに描く様は秀逸。

そして、画家のマリアンヌとモデルのエロイーズは、見つめる側と見つめられる側という一方向の関係にとどまらず、双方向の視点が客観性を生み出すことの重要性を教えてくれる。

噂に違わね傑作だが、やはり眠気には誘われるなあ😅




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