本当にこのような惑星が存在するのではと思わせてくれるような素晴らしい映像美。そこにハンス・ジマーの音楽が加わり、デューンの世界へといざなってくれる。
そして、現代社会にも通じる、貴重な資源である"スパイス"をめぐる争いを背景に、主人公ポールが救世主になるまでの葛藤を描いたドラマも繊細に描かれていて、恋人チャニとの関係も人間性に深みを与えている。
でも宿敵である皇帝やハルコンネン家との戦いは結構あっさりとしていて、もっと盛り上げてくれても良かったような気がするけど、次回作に期待しよう。
個人的に坊主頭の自分としては、スキンヘッドのハルコンネン家が敗れ去ってくれて、映画館で肩身の狭い思いをしなくて済むのはうれしいな😆