このレビューはネタバレを含みます
最寄り線の遅延にて、冒頭たぶん五分くらい観れなかった。いつか見直します。
で、にしても、
なにかを信じてしまうこと
新興宗教でも
三大宗教でも
あるいは人でも
教義でも
他者の言葉が届かないこと
愛するものに気持ちが届かない、恐怖
少年は変われる余地も残しながら
誰にも救われていかない
特に収監されてからの
指導教官を筆頭としたおとなたちは
寛容にゆっくり彼の変化を見落とさないように
彼に向き合っている。
この丁寧さがとてもよかった。
それでも簡単には子は変わらない
変わらないけど変わることを信じて向き合い続ける
逃げ出して抜いた釘でしようとしていたこと
実際にそれを使ってしたこと
あんなに拒んでいた手を
彼は握って謝罪したけれど
それは本当に彼の変化なのかはわからない
大団円で終わらない
一つ一つの台詞や行動の意味を探りながら観るこういう映画は流行んないんだろうけど、好きかもー
2020/6/15