じゅんP

シチリアーノ 裏切りの美学のじゅんPのレビュー・感想・評価

3.4
美学もクソもない虚しい実話としての質量を、淡々と曝け出していく辛辣さ。
カウンターの故障かと疑うほどに軽々しく散っていく命と、それでもやめられない止まらない愚行の連鎖。

相関関係が飲み込みづらい序を経ての、見世物裁判が開演してからが俄然人間臭くて楽しい。
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