正義感強めの同僚が
しょっちゅう会社に怒っていて
あたしからしたら
とてもレインボーな会社なんですが
その同僚は「ブラック!」が口癖。
でも
そんな彼女もきっと
この映画を観たら言わなくなると思う(笑)
明治時代
まだ13や14の少女たちが
飛騨高山から長野の諏訪湖あたりまで
いくつもの峠を越え
製糸工場で生糸をとる工女になるお話。
ノンフィクションです。
もう正直
こんなのが許される時代があったなんて
自国だからこそ信じたくないレベル。
令和の感覚で観たらホラーです、もはや。
大竹しのぶが初々しくて可愛いとか
地井武男が渋い若者だとか
古手川祐子の色気が1人浮いてるなとか
そういう鑑賞の楽しみはあるんですけど。
全体的にあまりにも不憫で不憫で…
つい目頭が…
ヘッドフォンで観ていたのもあり
古い邦画にしては声もしっかり聞こえましたし
日本のブルースともいえる
工女たちの歌は必聴です。