あゝ野麦峠の作品情報・感想・評価

『あゝ野麦峠』に投稿された感想・評価

まず、オープニングクレジットの絵面がすごい。地域を挙げてこの作品を残そうとしたのがよくわかる。
今こんな作品を作ったら、それこそ反日映画と騒がれるだろうね。
これが今の日本映画と大きな違いなのではな…

>>続きを読む

凄絶で辛すぎた映画。
明治時代の製糸業界が日本経済を支えていたとは知りませんでした。
子供の頃に作業風景は見ていましたがこんなにスケールの凄い映画だったとは…。
パワハラ、セクハラに過重労働、実話と…

>>続きを読む

冒頭の雪の峠越えなど「八甲田山」かと思うような実写の迫力(「八甲田山」の撮影など今許されますかねえ)。

舞踏会の華族たちのダンスと女工たちの峠を越える脚が対比的にカットバックされるのだが、華族の衣…

>>続きを読む

政界、財界の骨太な対策が続いたヤマサツ。今回は昭和初期の、長野県の製糸工場で、低賃金、長時間労働という過酷な労働環境下に置かれている少女たちを描いた集団劇。現代の若者もブラック企業に苦しめられている…

>>続きを読む

DVDレンタルで観た方は、是非特典にある劇場パンフレットを見て欲しい。

映画評論家の佐藤忠男さんが寄せた文章が、見終わった者の何ともやり切れない気持ちを的確に表現してくれている。

明治中頃の今か…

>>続きを読む

日本の労働史を語る上で貴重な実話
(ああ!飛騨が見える)野麦峠で命を
落とした20歳の工女政井みね
飛騨の極貧の家庭に育ち人買いのような男から金と引き換えに岡谷の製糸工場に
雪の峠を越え多くの新工女…

>>続きを読む

小学生のころ見て、労働とはこういうもの、という時代錯誤な考えを植え付けられ
トラウマとなった映画。
この映画のおかげで、就職した時な〜〜んだ、棒で殴られないじゃん!と思った…(え

幼少期鑑賞した時…

>>続きを読む

山本薩夫のカラー映画は初めて観たが、いちいち「赤」の色が効いていることで、まったく貧乏くさくも古臭くもならずに観ていられる(衣服の赤、松明の炎の赤…)。
一見地味そうなのに、3時間をまったく飽きさせ…

>>続きを読む
酷い労働環境と理不尽な事ばかりの中、しのぶさんの明るい演技が光ります。
そして最後は「あゝ野麦峠」…
楽しい内容ではないが、こういったことはあっただろうし、可哀想な娘達がいただろう。

あなたにおすすめの記事