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レイン・オブ・ザ・スーパーメンのmitakosamaのレビュー・感想・評価

3.4
デスオブスーパーマンの続編。スーパーマンがドゥームズデイとの戦いで死んだと思われた後に、複数のスーパーマンの後継者が現れるという話。

まずレックスルーサーにより遺伝子操作によって作られた“スーパーボーイ”。チョットやんちゃで小生意気。4代目ロビンに似た天狗キャラ。
この新生スーパーマンの少年のお披露目パーティに残り3体が登場。

バイザースーパーマンこと“エラディケーター”は問答無用で悪を退治する強硬派。めちゃ強い。
ブリキのおもちゃみたいな“スチール”ハンマー持ってる。
そして、半分機械の“サイボーグスーパーマン”

スーパーボーイは出遅れちゃってレックススーサーにハッパをかけられる日々。
ロイスはクラークを喪った悲しみに耐え新たなスーパーマンに公正に取材を試みる。

大統領警護のきっかけでサイボーグスーパーマンが信用獲得に一歩リード。
だが、正体はダークサイドに操られた宇宙飛行士のハンクヘンショウであり、妻の事故死をスーパーマンが助けてくれなかったと逆恨みしている男。
そしてジャスティスリーグは異世界にとばされてしまう。

ここでもダークサイドに対する説明不足は否めない。『みなさまご存じのアポコリプスの支配者ダークサイドですよ』って構成はやっぱり不親切だと思うなぁ。

サイボーグスーパーマンは自分の軍団を作り段々と本性を露わにしていく。ここで事態解明に向けてレックススーサーが良い仕事をするんだ(笑)悪党なんだか何なんだか(笑)
そしてクラークの復活。スチールは黒人の博士でバイザーはクラークを守る為の存在だとわかる。ジャスティスリーグも帰還。逆転へ。

やっぱりスーパーマンに関する物語なので、ジャスティスリーグを上手い具合にストーリーからドロップアウトさせたのが脚本の勝利やね。
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