わんこ

チャーリー・セズ / マンソンの女たちのわんこのレビュー・感想・評価

3.6
1969年に実際に起きたシャロン・テート殺害事件の実行犯サイドのお話。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド鑑賞時は事件の予備知識ゼロだったので唐突すぎてなんのこっちゃ分からなかったけど、事件の裏側を語るほど深いストーリーが隠されてる訳でもなかったのを本作で知った。
ドラマティックなバックストーリーを期待すると確かに拍子抜けな気もするけど、そうでないからこそカルト集団のヤバさを上手く顕してるまであったと思う。
ラスト、ルルのあの時の選択次第で別の道があったかもしれないという示唆と後悔のシーンが個人的には良かった。