まいこ

シェイクスピアの庭のまいこのレビュー・感想・評価

シェイクスピアの庭(2018年製作の映画)
3.5
シェイクスピアの人生最後の3年間を描く。監督は主演のケネス・ブラナー。
1613年6月29日、「ヘンリー八世」上演中の火災でグローブ座が焼失し、気力をなくしたシェイクスピアは、断筆して故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンに戻る。8歳年上の妻アン、独身の次女ジュディスらは、20年以上もロンドンで仕事漬けだったあるじの突然の帰郷に困惑していた。

全て真実
シェイクスピアに詳しくなくとも、伝説級の劇作家が晩年をどう過ごしたか、家族にどう思われていたか、が当時の宗教観や常識と共に分かりやすい作りになっているため問題なく楽しめる。また、ケネス・ブラナーはじめ俳優陣の演技が素敵。映像も光や空、雲が柔らかく映し出されていて癒される。村の風景も好き。シェイクスピアの死生観に惹かれたなぁ、勉強しよ。

そういえばシェイクスピアに似ているアダム・シュルマンがシェイクスピアの妻と同名のアン・ハサウェイと結婚してTwitterでバズってたけど、血筋は絶えてるのよね。

われらは夢と同じ糸で織られているのだ
ささやかな一生は眠りによってその輪を閉じる
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