こうゆう真面目な宇宙SF映画ってのは、こうなるよね。って見本みたいな映画。
「2001年宇宙の旅」とか真面目に宇宙、考えた映画はいくつも有るけど、結局、哲学的な退屈映画になっちゃうんだな。
宇宙って結局行き着くところ、哲学なんだな。
人間の考えるスリル、サスペンス、ストーリー、愛、全てを無意味にするような宇宙。
何も無いのが宇宙です。哲学のみは、残る。
結局、この宇宙船は、何百万年飛び続けて、正気を取り戻した地球に迷い、宇宙的な偶然によって戻ってくる。って事か？
もろにこの映画の企画は成功してるのかもしれない。
見終わってから、意味わからない脱力感、これが宇宙かも。
宇宙をなんかボーッと考えたい人、見てみたら良い。
やっぱり、ボーッとなるだろうけど、無意味な時間にはならないでしょう。
