《分かってほしいけどね。女の子としては》
〝焦らないってことだね〟〝そう、そうなの。私だって好きなんだから。今日みたいな事になったら悲しいよね。ルールはあると思うな〟〝そう、ルールとタイミングだよ〟
いつもだったら、こんなタイトルの映画は観ないのだけど、ヒロインがあの中山忍さんだったので、過激な作品にはきっとならない筈だと思って鑑賞したのだけど…。
これって、彼女のお姉ちゃんの中山美穂さん主演の人気ドラマ〝毎度お騒がせします〟と同じテイストの作品で、思春期の男女の恋愛事情を描いたちょっぴりHな青春コメディ。途中やり過ぎかなあって思うような昭和なサービスシーンはあるものの、最後は互いを尊重し合う交際をしなきゃねっていう恋愛マニュアルで〆ているので大丈夫なレベル。
交通事故で天国に召された中沢秀樹(林泰文) が、念願叶って甦った先は、隣の町の女の子、真理のカラダっていう憑依系の設定で、真理の親友の早智子(中山忍)の恋愛指南をするうちに…。
中山忍さんが初々しくて可愛いので、それだけで一見の価値ありだね。それに、女の子のカラダになったのに、男の子の姿のまま女の子を演じている林泰文さんの演技は素晴らしく、違和感がなく受け入れて観てしまうから不思議。
その後は〝刑事吉永誠一 涙の事件簿〟シリーズで、中山忍さんは熱血刑事・吉永誠一(船越英一郎)の奥さま役、林泰文さんは吉永誠一とコンビを組むおっちょこちょいな小沢刑事役で共演されているのだけど、忍さんは変わらずお綺麗だし、林さんは名バイブレーヤーって感じ。
視聴メモ:2024.05.14/056/楽天チャンネル