パットン

プライベート・ライアンのパットンのネタバレレビュー・内容・結末

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

戦闘シーンは凄まじいものがある。
冒頭のシーンといい、終盤のシーンといい、戦争の特に地上戦の攻防は手に汗を握るし、まさに生死をかけたスリリングが必要にして十分に伝わる。
空中戦があれほどの効果があるのであれば、ノルマンディー上陸ではなく、はなから空爆じゃダメなのか?という疑問もあるけど。
誰もが思う理不尽な命令に従い、ライアン救出をわずか8名で行う。軍隊では上からの命令は絶対であり、そこになぜかなんて疑問や意見を挟む余地はない。それは結局のところ統制を崩し組織をダメにするからである。
それが、アメリカ軍最高司令官の国民に対する単なる人気取りの演説のためであってもである。
ただ、この映画に欠けている部分は、ノルマンディー上陸作戦の兵士のモチベーションは愛国心以外に、上陸後のフランス人女性レイプし放題であったということである。
アメリカはピューリタンから、慰安婦を持たない。代わりに現地女性を片っ端からレイプするのであり、それが彼らの目の前の人参であるわけである。
ap/2/23