このレビューはネタバレを含みます
ゲームを全くやらないからスルーしていたけれど、レビューの高評価を信じて観に行って大正解‼️すごく好きな感じの作品だった。
発想が面白いし、ゲームの中と現実世界が無理なく繋がっているのが良く、ゲームのことを知らない私でも楽しめた。モブキャラと呼ばれる人たちが単調な毎日を抜け出し、自分の意志で動き出した時(AIの成長)、不可能は可能になる。これは、全世界の市井の人たちへ宛てられた、自分が成長して変われば世界は変えられるというメッセージなのかもと思ったけれど、深読みかな。
恋愛、友情、仕事、自己実現、自由、安定、治安(銃社会)など色んなテーマが散りばめられているけれど、サラリと軽やかに描かれている。主人公のガイが素晴らしい1日を良き心で送ろうとしているから、素敵な展開になったのだろう。私たちもゲームの中のようにパンチをしたり銃を撃ったりして敵と戦わずとも(そんな風に戦っているのはごく一部の人だけど)、毎日をガイのように過ごせば、巡りめぐってきっと悪が蔓延ることを許さず、人々が助け合うような世の中が来るのかも。来るといいな～。
バディがガイに語るシーンがジーンと来た😢人生ってきっとそういう繰り返しだよね。あと、キースのミリーの友情からの恋愛への発展(始めの頃のインタビューで友人を強調していたところに違和感を感じていたら、伏線だったのね)、キースの告白の仕方など、恋愛映画だったの？って位に胸キュン❤️してしまった。
不安定な気候でダルい体をスカッとさせてくれる爽やかな作品だったけど、やはり劇場を出たらものすごい湿度にダルくなってしまった💦
