このレビューはネタバレを含みます
2022.8.23.
ゲーム版トゥルーマンショーだ!と思ったけど他にも引いてる作品がいっぱいありそう〜。最後の方のガイの「誰かからのラブレター」という台詞であ、これはシラノ・ド・ベルジュラックでもあったのか、と気がついたりしました。きっと他にもオマージュがいっぱいあったんじゃないかなあ。
いろんな作品が(タイトルそのものも引用も連想も)飛び交うけどいいとこどりな上で新しくて面白かったです。
物語がフィクションにたいしてちゃんと誠実だったところが素敵でした。
And even if I'm not real, but this moment is.
Wright here, wright now, this moment is real.
フィクションという形式がなぜ必要なのか、廃れないのかというと「この形でしか語れない本当」があるからだよね、そんなフィクション論としてのメッセージも感じつつ胸に刻みたい台詞でした。