凄腕の殺し屋の前に現れた事故で傷を負った女性。その女性服にはある秘密があった…。極寒の雪山を舞台に交錯するウクライナ/フランス合作のサスペンス作。
ジャケットで煽り文句があるが、名作「レオン」を引き合いに出すのは無駄にハードル上げるだけなのでやめた方がいい。
言い方は悪いけれど「レオン」の何にもに掠めてもいません…。
ほぼ序盤で女性の目的は予想出来てしまうし、それが分かるともう先の話はまだるっこしくて仕方ない…。今さら問答して何になるの?が正直なところで理解出来ないです。
事件を追う若手刑事もキャラに魅力がないですね。そんなだから若手刑事のエピソードは面白くないし応援したいような気持ちにもなりません。
散々引っ張った挙げ句にこれでは…一体何を伝えたかったのか分かりません…。
ただただ…ジャン・レノさんは変わらず渋い。
彼の渋さは堪能出来るただそれだけの映画でした。
まとめの一言
「雪山が寒い?いいえ脚本が寒いです」