ミシンそば

男と女 人生最良の日々のミシンそばのレビュー・感想・評価

男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)
3.2
駄作ではないが蛇足ではある。
然れど蛇足であっても駄作に非ず。
そんな分かりやすい同窓会ムービー(全力で「II」をなかったことにしようともしていた)。

エーメは未だに美しい気品に満ちていて、トランティニャンは実に理想的な年の取り方をした風貌だが、期せずしてトランティニャンの遺作になってしまったのはある意味で運命なのか。
完全に一作目から地続きで、あの日を懐かしむ同窓会作品、それ以上の何かを自分は感じとれなかったけど。