このレビューはネタバレを含みます
「男と女」という映画を大切にしてきたから、2人の結末を知りたくない気持ちもあった。でも観ないわけには…。
ずっとアンナ目線で描かれる。
夢とうつつを行ったり来たりするジャンルイを温かく見守るアンナ。
「全てを忘れても彼女の瞳だけは忘れない。」それほどの愛だったのに人生を共に歩めなかった2人。
でも、その言葉を聞けたこと、そして伝えられたこと。2人にとってのハッピーエンドにちがいない。
ジャンとアンナ。成就しなかった愛に未練はあっても後悔はないように思えた。
プレイボーイのジャンルイらしい発言は彼が老いぼれてしまっても健在。フランス映画らしい。可愛くてほっこり笑えた。