火星の類人猿

ウルフズ・コールの火星の類人猿のレビュー・感想・評価

ウルフズ・コール(2019年製作の映画)
3.2
潜水艦もので全面核戦争を防ぐアクション大作!なんて感じの予告だったので、ミリタリーマニア的にはフランスも潜水艦大国だし、娯楽作として期待して観にいきました。

結果、内容に一切嘘偽り無いのにフランスが作るとこんなに暗〜い悲惨な話になるのかと、かなりダウナーな気分になる映画でした。日本予告を作った方が客を入れるためにトーンを偽ったのも理解できます。

映画自体は先を読ませないスリリングな内容で最後まで飽きさせないものでした。ただ、主人公が耳が良いだけでキャラが弱く、ストーリーの為に軍人とは思えない行動連発で、まるで感情移入できませんでした。また、軍事用語まわりの字幕が酷く、✖️ソナー ○爆雷、✖️勲章○徽章など映像とセットで見れば一発でわかる間違いもあり、映画のクオリティを下げてました。