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境界カメラのいのレビュー・感想・評価

境界カメラ(2018年製作の映画)
4.8
異界で撮ったとされる映像のクオリティがとても高くて大満足だった。これはフィクションが何重にも張り巡らされていて、作中のメタ的解説(映像が演技であると解説が行われる)という補助線をみるならば、①異界で撮った映像、②異界を撮ったプロデューサー有馬の演技によるフィクションドキュメンタリー、③映画内時間、④映画そのもの、のフィクション性が多重に構築されており、むしろそれによって①の真実性が担保されていると言ってよい。
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