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イメージの本のいのレビュー・感想・評価

イメージの本(2018年製作の映画)
5.0
映像の到達点とも、フランス語芸術の究極的夢とも言っていいのではないかと思えるほど、全ては完璧に、イメージはイメージへと接続していく。戦争、革命、永遠、指、そうしたモチーフを分析することはこの映画において一切意味をなさない。むしろイメージに埋没し、次から次へと白昼夢の如くやってくる映像に指のイメージそのものに触知するということが求められる。何度も見たい。こんな映画があったとは、本当に素晴らしかった。
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