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気狂いピエロのいのレビュー・感想・評価

気狂いピエロ(1965年製作の映画)
5.0
これ、高校生時代に見ていたら影響を受けすぎておそらく抜け出せなくなっていただろう。ある種衒学的だし、男女の関係は様々な引用と詩的な散文によって埋め尽くされ、映画全体はそれによって高い芸術性を有するようになっている。開始1時間くらいの草むらのなかで男が回想するシーンは本当に出色。ただ、最後のシーンは今の自分には少々くさすぎる。
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