イラン・イラク戦争のイラン側の話。
休暇だ!家族に会いに帰るぞ!とそれぞれを労いながらのんびり川沿いで搾りたて人参ジュースを飲む4人と、初めて戦場に向かうカメラ小僧が主人公。
イラク軍の進行が激しくなり、帰省をやめ前線に向かう5人。
戦争舐めてるカメラ小僧が「勝たなきゃダメじゃん」的な発言をするも大人は言う。
戦争に勝ち負けはない。
勝つのは武器商人だけだ。
俺たちは国を守る為に戦っている。
戦場シーンが長い。
イラク兵士の姿はなく、ひたすらイラン兵士だけが映される。
どこからくるか分からない銃弾、隣の兵士があっという間に命を落とす。給水が出来ず喉の渇きに命を落とす。
ギリギリの状態でも仲間を助けようとする強さ。
混沌とする戦場が苦しい作品でした。