綾辻安吾

カイジ ファイナルゲームの綾辻安吾のレビュー・感想・評価

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)
1.7
カイジとしては最悪、そしてカイジじゃなかったらわりと面白かったのでは?と思えた
東京オリンピック後の日本が経済破綻して弱者が更に虐げられてるというのはもう現実に近くて。
これに関しては、おっ、なるほど、、、と思わされた。
ただそんだけ。
それをギャンブルでどうにかしようという無理矢理なカイジ要素のせいで全員がふざけてるように見える。
限定じゃんけんから、ブレイブメンロード、Eカード(原作では耳を切り落としてる)の時の様な必死さがカイジから伝わってこない(原作ではその後にティッシュ箱くじで負けて指4本切り落としてる)

そもそも今作ではカイジは頼まれたからやってるだけで自分が身銭切ってるわけじゃないからやっぱり真剣さは伝わらない

終始、カイジじゃなくてよくね?が頭を過ぎる作品。
綾辻安吾

綾辻安吾