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カイジ ファイナルゲームのchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
2020年に公開されたファミリー映画です。監督は佐藤東弥さんです。
福本伸行さん著書の少年ヤングマガジンに連載された少年漫画が原作となっています。劇場版シリーズの第3作品目となります。第1作品目、2作品目と違い、映画オリジナルの内容を福本伸行さんが脚本しました。興行収入は20億6000万円を突破しており、前作から9年越しにも関わらず記録的な大ヒットした作品となっています。

【感想】
映画オリジナルではありますが、多くのギャンブルゲームがあり面白いと思いました。しかしキャスト陣が大きく刷新しているため、少し残念な感じもします。またギャンブルよりもストーリー性を重視しているため、今までのカイジよりも少し物足りなさを感じました。ただしカイジワールドはしっかりあるため見ごたえはあると思います。気になった方はぜひご覧ください。

【あらすじ】
主人公の伊藤開司は少ない給料で働いていた。そんなカイジの元にもと班長の大槻太郎が現れ、バベルの塔という一攫千金のゲームへの参加を誘ってきた。カイジはバベルの塔に参加し、他の参加者が塔を上るなかカイジは隣のビルから柱を通じて等の上にあるものを取ろうとしていた。見事カイジの作戦は成功し、カイジは大金ではなく極秘情報をもらうことを選択した。帝愛グループの高倉浩介は大臣とギャンブルして勝ち、権力を握ろうとしていた。一方カイジは極秘情報を知るためにある場所に行くとそこには大阪会場でゲームに勝った桐野加奈子がいた。二人は東郷滋から高倉が預金封鎖をしようとしていることを知り、天命までにキーとなる人物に賄賂をおくるしかなく、1000億円をギャンブルで稼ぐことになった。カイジと桐野はまず最後の審判と呼ばれるギャンブルで勝負することに。東郷滋の秘書である廣瀬湊はギャンブルで勝つための知恵と東郷に愛人がおり愛人に絵画を送っていることを伝えた。カイジは愛人の正体を調べるためにホームレスたちに話を聞きに行ったが、そこには高倉がおり忠告された。カイジはバベルの塔の参加者と元バイト先の社員を集め、最後の審判で勝つ準備を行った。派遣王の黒崎義裕と不動産王の東郷の最後の審判が始まった。フレンドで黒崎は派遣社員に大金を持ち込ませ、東郷は友人が持ってきた骨董品が登録されていないことや裏での買収により大きなハンデキャップを得ることになった。次のファミリーで廣瀬は裏切り者とであることが判明し、愛人に渡したとされる絵画を黒崎にベットしたが、その絵は東郷自身が描いたものであったため値段はつかなかった。真実を知った廣瀬は東郷にベットすることに。そして最後のファンでは、観客の胸を掴んだ黒崎のほうにベットが集中したが、カイジは最後の手段を使うことに。果たしてカイジたちは勝つことができるのか。

【出演者】
・藤原竜也
・福士蒼汰
・関水渚
・生瀬勝久
・新田真剣佑
・吉田鋼太郎
・天海祐希
・山崎育三郎
・篠田麻里子
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