れおん

カイジ ファイナルゲームのれおんのレビュー・感想・評価

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)
2.9
騙し、騙され、すべてはお金のため。日本で一番どん底が似合う、あのカイジが巨大な陰謀に立ち向かう。

いつも通りのどん底っぷり、いつも通りの展開、いつも通りのオチ。必勝法を知らずして、絶対に勝つことのできないゲームは限界までに絞り出した結果やっと形になったような内容。

あの這い上がってくる躍動感。絶対に不可能な窮地の状況下でカイジが巻き起こす奇跡。利根川との命を賭けた勝負。
もう見られないのか…Eカードの泥臭さ。

カイジほどの”能力”があれば、どんな政治家どんな経営者よりも、成功するのであろう。でも、這い上がってしまわないのが、カイジなのかもしれない。
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