ヒデオウ

カセットテープ・ダイアリーズのヒデオウのレビュー・感想・評価

3.6
ブルース・スプリングスティーン物
と聞き鑑賞
1980年代イギリスの片田舎ルートンで
暮らすパキスタン系移民のジャベト
差別や貧しさ、父との確執で
抑圧された毎日

ある日大学での友人ループスから
ブルース・スプリングスティーンを
勧められ激ハマり

ブルース・スプリングスティーンの曲
が流れて歌詞の表現が好き
字幕ポジションじゃないスペースに
浮かんで消えたり、グルグルしたりと
ドラマ版シャーロックでもあった
この表現の仕方は好みです

シャベドの容姿もジージャンstyleや
ネルシャツの袖を切って
日向小次郎ライク肩出しstyle
ワイルドだねぇ

明日なき暴走
これかかったら走るシーン程
ハマる演出ないでしょ




少しラストネタバレ



日々の抑圧から抜け出し
約束の地を求めてと
ブルース・スプリングスティーンの曲から
感化されていき自分だけの人生を
生きていこうと思いますが
それも周りの人達があって
今の自分があるのを忘れてはダメと
答えを見つけていきます

音楽の力というか巷に溢れる情報
何が自分にハマって何を感じるのか
アンテナ張って感受性を
豊かにしていかなぁあかんなぁ
と感じました

エンドロールで
明日なき暴走が再度かかり
本人シャベドが映り
実在の人物やったんかーいと
驚きました
ヒデオウ

ヒデオウ