"カセットテープダイアリーズ"
最後頬を伝う涙が止まりませんでした....
音楽の力の凄さを感じました。人の生きる希望や道標になり、人生を変えてしまうほどの力が音楽にはあるんです。1987年のイギリスで人種差別や職業不足、親からの圧力など苦しい生活の中ではブルースが心の支えになったんですね
ただ作中歌詞の引用が多すぎたり、放送室で曲を流した時のグダグダミュージカルは共感性羞恥心が働いて居心地が悪かったです。
お父さんとお母さんが話すシーンめちゃくちゃ良かった.....。お父さんは主人公にとっては嫌なキャラクターなんですが、髪を染めるシーンでは憎みきれない根の良さを見せられました。また最後のジャベドの部屋での会話では僕がお父さんへ溜めていた鬱憤を、お母さんが見事解消してくれてすごい胸がスカッとしました笑
現実味がないっちゃ無い話ですけど感動できるとても良いストーリーだなと思います。