ちょうどいい

カセットテープ・ダイアリーズのちょうどいいのレビュー・感想・評価

4.3
音楽に魅了された移民2世の青春が颯然と描かれ、しかも差別や暴力とのコントラストがいい塩梅に表現されていて劇中何度か泣かされた。

これぞ、The 佳作!

“魔女”サッチャー政権80年代のイングランド、ブルーカラー、移民、宗教と聞けば食指が動く。

ただ、音楽、しかもブルース・スプリングスティーンを知らないとそこまでの感動さは得られないかも。

彼を抑圧する強烈な家父長制パターナリズムが面白さをブースト。