塩

Winnyの塩のネタバレレビュー・内容・結末

Winny(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ファイル共有ソフトWinny開発した金子勇がサイバー犯罪で逮捕される。出る杭は打たれる。
たとえナイフで人を刺してもナイフを作った人に罪はない。つまり技術に罪はないので、警察は開発者を逮捕できない。
昔の腐った警察内部事情が描かれている。警察が何も知らない被告人金子勇に「(取調べ調書に)ここに署名して」。2chが弁護費を資金援助。
開発者を逮捕することは、日本の技術者の挑戦を抑制し、結果的に日本全体の技術が遅れることを危惧。弁護士の努力と金子勇のプログラム愛。

しかし有罪。日本は一度有罪の判決を受けると次の裁判で無罪だったとしてもイメージが払拭できない。その後無罪は勝ち取るが、心筋梗塞で43歳という若さで亡くなってしまう。
塩