このレビューはネタバレを含みます
Winny開発者を巡ってこのようなドラマがあったとは知らなかった。
ナイフを使って人を殺した人は罰せられるけどナイフを作った人は罰せられないという例えは、非常に腑に落ちた。
技術者が開発することを躊躇してしまわないようにという意味で大事な裁判であったと思うし、純粋に未来のためにと思いを馳せる金子勇には感服させられる。
ただ、説明はあったがWinnyの開発意図がやはりよく理解しきれなかった。
匿名での情報提供ができるように、ということであれば警察による領収書偽造事件にも絡めて分かりやすいが。