このレビューはネタバレを含みます
難しい問題で自分のなかで結論は出なかった。リスクを想定すべきだったのではという思いは消えない。
でもエンドロールがこの作品を語る全てだったように思う。
目立ちたくない、影響を与えたくない、でも新しいことが好きなプログラミングの天才、お姉さんを慕うごく普通の人が、山を登ってみたら捕まった。これでは誰も山に登らなくなる、日本はそれでいいのか、と。
東出さんのお芝居は相変わらず素晴らしかった。エンドロールのご本人とギャップが少ないことに感動する。
ストーリーとしては最高裁までが描かれずすぐに年月が飛んだのが個人的には分かりにくかった。
公式サイトのキャストコメントが皆さん素晴らしい。