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Winnyのnanacobookwormのネタバレレビュー・内容・結末

Winny(2023年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

考えさせられる面白い作品だった。実際にあった事実を映画化してある。

純粋な探究心から開発したソフトWinnyだったのに悪用されたことで開発者自身である金子氏が有罪となる。

公判の何年間もの間、PCを触ってはいけないと言われ証拠隠滅の恐れからお姉さんとの連絡を取ることすら禁止される。

せっかくの才能が開花するチャンスを奪われる。そしてその後の不運。
なんということだろう。


並行して描かれる、正義感のあるひとりの警官。大きな権力を相手にたたかう。だが、告発したが故に脅かされる。
なんということだろう。


金子氏がWinnyを開発してから20年後、私はアマプラで映画「Winny」を見ている。それは一体良いことなのだろうか?それとも罪なことなのだろうか。
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