ぽーちゃん

糸のぽーちゃんのレビュー・感想・評価

(2020年製作の映画)
3.4
この映画は観に行こうかどうか随分迷ってた。
中学の頃からずっと好きだった中島みゆきの、大好きな『糸』をモチーフにした作品だということがとても気になっていた。
でも、それが陳腐な作品になっていたらガッカリだな、、、という微かな予感と危惧があったから。
でも、ムスメの文ちゃんが「ママ『糸』っていう映画に興味ある?」と聞いてくれたことに背中押してもらって、一緒に観に行きました。

泣いたよ、泣いた。
でも、良かったのは、ひたすら良かったのは榮倉奈々が演じた香とその娘の結衣。

あと、タイトルの『糸🧵』は勿論、『ファイト』や『時代(中国語バージョン、、、と思ったけど、台湾人の文ちゃんは中国語じゃなかったって言ってたから、マレー語だったかも、、、)』など、中島みゆき作品がたくさん出てきたのは嬉しかったかな。

ストーリーは漫画やぁ、、、、。
現実はこんなストーリーには多分ならない。
勿論“美しい御伽噺”は人を元気づけるから、その目的で紡がれたストーリーとして、なんら問題ではない。
でも、アタシ映画や小説にもやっぱりリアリティを求めてしまう。
なので、感動するシーンは多々あり、泣いたけど、もう少し人物関係や感情のやり取りが深掘りされていた方がもっとグッときただろうなぁ、、、と。

文ちゃんに「この曲、私が生まれる前の曲」って言われて、え〜っっっ!???もう20年以上前になるのか!???と、本当に驚いた。
ぽーちゃん

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