にゃん

COMPLY+-ANCE コンプライアンスのにゃんのレビュー・感想・評価

3.5
「コンプライアンス」についてこんなに考えたことはなかったが、(最後は特に)誇張しすぎているのか、逆に面白かった。
確かにこんなにもコンプライアンスを気にしていたら何も語れないし何も作れない。
表現の自由とか言いながら規制線が張られていて、でもそれは自分達を守る為の規制線な訳で…

色々考えられる深い映画であった。

"自らの口を塞いで社会を作っている"のメッセージが強い。



ストーリー↓
パリの大規模デモ。多くの人々がバスティーユ広場に集まり、抗議の声を上げる。/とある映画の舞台裏。女優たちは、スタッフに作品を上映しないでほしいと訴えるが……。/ラッパー狐火の楽曲に乗せて街角の映像が流れるが、すべてにモザイクが掛けられ、何が映っているか判別できない。/人形劇。ワイルドな捜査官カルヴィンが問答無用で悪党を粉砕していく。/若手女優へのインタビューが、多方面への配慮のせいでゆがんでいく。
にゃん

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