内容が良いかと言われれば良いとはいえませんが、観終わった感想としてはまぁ良かったですよ。
ユカは芸能人を夢見て上京してきた子ですが、まぁまぁひどい女です。平気で嘘をつくし、友人を貶めようとしたりでどうにもならない状況になると泣き喚く。でも、観ていてこんな感じの子は現実にも山ほどいるんだろうなぁと思っていたら、出版社？のおっさんが「あんなんがうじゃうじゃいるんだよなー」と言っていて、そのおっさんもなかなかひどい奴なんですがその発言には同意しました。
ユカが、あなたはどういう人ですか？と問われて、人には明るいって言われるけど、と言いつつ自分の意見が出てこないシーンもなかなか。
そしてラストに出したそんなの知りたくないって答えもなかなか。
モデルだとか芸能人だとかキラキラした世界に憧れる子はたくさんいるけど、そういう世界に浸かっていればいるほど、中身までキラキラした子ってそういないんじゃないかなとか考えてしまった。。。と同時に、この映画に出てくる人たちくらい倫理観のネジが緩んでいるほうが人生楽しいのかもなとも思いました。
写真のタイトルが『猿が楽しい町』っていうのはひどいと思いつつもセンスあるなと思ってしまった笑。
