芸能界を目指して上京した女子が闇堕ちしていく話。
軽い恋愛映画みたいなポスターして、超絶胸糞映画だった…!人汚い系。
序盤は『明け方の若者たち』的な普通の恋愛映画だった。
駆け出しカメラマンの青年が、いかにもな清純派メンヘラビッチ(?)に引っかかっていく様子が笑えて良かった。
恋愛映画のキャラクターって、サブカルが多くて、個人的にはニヤけるんだよな。
「ロメロ良いですよね」とか、カメラ持ってたり、アメスピ吸ってたりとかするあたり香ばしい。
って思ってたら、だんだん雲行きが怪しくなってきた。
映画が進むごとに明らかになっていくヒロインの闇。
面白いどころか、観ていて普通に悲しくなった。
割と嫌な気持ちになりながら最後まで観たが、結局のところ作品のテーマ性が何だったのかもよくわからない。
「売れる」「売れない」のシビアな世界で堕ちていく女の話ってのはわかるけど、そこからの広がりがないというか。
よくわかりませんでした。