倉くんの初主演作品。そして池田エライザの初監督作品。
学生にとっての夏は、受験する・しないとか、その取り組み方で人生の進度が変わっていってしまうような気がする季節だ。
ずーっと一緒だと思ってた友達が、受験にシフトし始めて、一緒に続けていた太鼓を辞める。
取り残された気持ちになって、焦って。
自分の指針を見失って揺らいでいるところに、夢を諦めて東京からやってきた女の子と出会う。
さいとうなりが演じている役は、一昔前なら蒼井優がやってそう。
倉くんの小説読んでる表情が本当に綺麗だ。
角度によって一重になったり二重になったりする、薄二重線が好きだ。
最後の崎山蒼志のエンディングはずるい！超良い。
