メグ

だれもが愛しいチャンピオンのメグのレビュー・感想・評価

4.0
チームのメンバーがとにかく個性的すぎて
最初はマルコじゃなくても途方に暮れる状態。
なんてったって自由すぎるわけですよ。

バスケットボールの技術も全く、で練習をさせようと
しても言ってる意味を理解してくれない。
戸惑うマルコ
この人達に何をどうやって教えたらいいのかも
わからないし、そもそも出来るとは思っていない。

「ダブルドリブルとか不思議な動きとか
反則だらけ、あいつの不器用さも半端ない」
って言うマルコの横をバイクを運転して
帰っていくベニート
「あの能無しがバイク? 
誰か殺しかねないぞ」て
いうマルコに協会のフリオはいうわけですよ。
「彼は無事故だ、君は?」

バスケットの技術を工夫しながら教える中で
段々とマルコとチームのみんなの信頼関係が
できてくる。

ってまぁ、ありがちでベタな展開だった。

でもね、説教臭くない。
シリアスになりすぎない陽気さがいい!!
どんどん勝ち上がっていくマルコたちのチーム
快進撃の末、決勝戦へ。
最後に訪れるこの爽やかさと多幸感
これは、なに? どうしたら
こんなに幸せな気持ちになれるのか
スポーツ本来の意義ってこういうものだよね、きっと。
障碍があるとか、ないとかじゃない
人間讃歌
素晴らしかった。
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