アイルランドの修道院での出来事で
実話らしい。
そんな人身売買みたいなことが本当に
あったとは驚くけれど、この映画では
そういった部分は割りとさらりと描かれていた。
フォロミナのジュディ・デンチが
素晴らしかった
軽いロードムービーのようで
重いテーマの話も彼女のユーモアと
さり気なさで見やすくしていた気がする。
でも、私はあんなふうにシスターを
許すことは絶対できないと思った。
信仰とか理性とか
深く何かを信仰しているわけではない私には
理解し難い感情かもしれない。
宗教によって苦しみをもたらされる
って悲しい。
やっぱりこの邦題はちょっと
的はずれな気がする。