このレビューはネタバレを含みます
先週のムービーウォッチメン聞いて知ったので
・戦闘シーンはかなり迫力があった。凄い火線の中突っ込んでいくパイロットのヤバさ命知らずさが凄い伝わった。
・日米両方の視点からミッドウェー海戦を描くって触れ込みだったけど8割米軍から。日本側の心理的な描写はほぼ無し山本五十六が有能風南雲中将は分かりやすい無能というか悪役ポジ。暗号を解かれる失敗描写。戦いに臨んでいる日本兵の心情描写もないので。見てる側は米軍側だけに感情移入せざるを得ない。開戦か奇襲である真珠湾攻撃だからそりゃ日本が悪い風に取られるのはわかるんだけどこれなら日本側の視点いらなかったんじゃないの?という気がする。なんかとりあえずのおべっかにしか感じられなかった。山口多聞が飛龍と一緒に沈むシーンとかいいシーンのはずなんたけど米軍側の濃い人間ドラマ見せられた後だとなんかなぁ…って気持ちにさせられた。
・東京空襲のとこ名前出せないけど似てる人連れてきたなぁと思った。
・後からあの浅野忠信山口多聞だったの!?ってなった。見た目の印象が違いすぎる…。
・上記のやつがあったから主人公視点のディック・ベストにも感情移入出来なかった。生きて帰ってきてもあまり感動を感じられなかったのは自分が日本人だからか。
映像は凄い、実際にあった戦争に記録を映像化してるってのを含めても感情的にこれフラットに描いてるか?という気持ちにさせられた。