シネコン内のそこそこ大きめの劇場に、数える程のおっさん達。この映画の需要を端的に表現する光景で開始。
思えば、多分ロシア映画は初めて。とはいえ、ハリウッドから雇われたスタッフが多いらしく、思ったほどのお国感がなく、それはそれでなんか残念。
ストーリーは雑。戦車バトルの必然性の為とはいえ、色々都合よすぎる展開は期待してなくてもちょっとやり過ぎでは…
そんなこんなは置いといて、本編の最大の見せ場は戦車だよ！T34対タイガーⅢ(風)の砲撃戦の衝撃音はストーリーの眠気も吹き飛ぶど迫力！砲弾が装甲をかすった瞬間の車内に響く轟音！のんびりビール飲んで眺めてたつもりでしたが、車内シーン多くて同じく戦車に乗り込んでる様なトリップ感！
でもなぁ…発射された砲弾が飛び出すたび、イチイチスローモーションで通過していくマトリックス的演出多用し過ぎた感があります。緊張感はそんなに持続せず、大事な戦闘シーンなのに、正直後半ウツラウツラしましたよ…
