戦車映画という新しいジャンルを開拓してしまった！
おもしろい！(言うなれば砲弾を積み込んだ過激なワイスピ、つまり最高に最強だ)
第二次世界大戦を描いた映画はこれまでいくつも観てきたが、独ソ戦にフォーカスしているものはあまり記憶にない。ましてや戦車にしたものなんて初めてである。いや、着眼点がすごい。
会話がロシア語とドイツ語で双方の間に通訳が存在するというのも良い。観客の解釈を簡単にするために英語にまとめることもできただろうに、こうして公開された事に意図を感じる。
あらゆる要素を詰め込んだ作品ではあるものの、そこはご愛嬌だろう。
戦車のあの低い轟音はやはり劇場のスクリーンで聴いておくのがいい。
白鳥の湖のくだりは恐縮ながら笑えてしまった。ユーモアまで潜ませてしまうとは。いやはや、もう素晴らしい以外に言葉が見つからない。
最後に。
大佐がカッコよすぎて惚れました←
