沙那王

ワイルド・ローズの沙那王のネタバレレビュー・内容・結末

ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

和訳しちゃうと野バラかしら(笑)
『希望を奪うつもりは無かったのよ。未来を見ていらっしゃい。』
どうしようもない娘。幼い思考、粗野な言葉遣い、アンガーマネジメントがまったく出来ていない。
18歳になる前に2人の子供を産んで未婚。夢から醒めないまま現実を理解できてない。お前いくつだよ(#゚Д゚)
でも情熱、実力は誰よりも持ってる。
子供たちを愛してるのに、接し方が分からないだけ。
彼女の歌こそ、愛と夢と希望なのに、なんで子供に聴かせてあげないのかしら。
傷つきながら、壁にぶち当たりながら、彼女は色々と気が付いていく。
そして本当の気持ちを母に打ち明けても理解を得られず希望を失った時、ようやく母が気が付いてくれた。
いちばん気付いてほしかった人。
カントリー・ミュージックを愛してる私を。私が私であるままで、母にこそ愛されたかった。そんな感じがした。
そして母ちゃんの言葉ひとつひとつが胸に刺さる。
聖書の放蕩息子の話を思い出した。
あと、求めているなら戸を叩きなさい。その戸は開けられるでしょう。
ってやつね。
ラジオ局でポッチャリ姉さんの歌う曲で、たまらず涙してしまった。
( ´-`)曲名が分からない( ノД`)…残念。
あとは物語を締めくくる曲、環境、もぅ最高🎶
ルビーの靴よりウエスタンブーツの方が、ローズには似合ってる。
軽快なバイオリンの音色が心地よかったです💕
追記。田舎から続く黄色いレンガの道をたどり、冒険した先で授かりたいもの。それはすでに手にしていたもの。ずっと気が付かなかっただけ。over the rainbow🌈
沙那王

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