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生きるのCのネタバレレビュー・内容・結末

生きる(1952年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

「ただ働いて、食べて、それだけよ。」

「こんなものでも作ってると楽しいわよ。」

「もう遅い」

「いや、遅くない、やる気があれば」

いい映画だった〜。
最初退屈かと思ったが引き込まれた。
お通夜で故人のことが語られる。
ご都合主義ばかりじゃないけど鑑賞後希望を感じた。

志村喬の演技グサグサきた。
死にきれない姿、羽目を外してみるけど救われない感じ。誰かに縋ってしまう態度、俯いた姿、ボソボソとした話し方。
息子からお金の権利を主張して怒られたことと、気持ちの上でどう折り合いつけて過ごしたんだろう?
最後に、公園を作りあげて亡くなったの、いいなあと思った。
観て色々考えた。
一市民が今いるところでどう生きるかを描いた話、いいなあと思った。
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